福岡のSKY PLANT DESIGN代表の藤井敦士(フジイアツシ)のデザイン系情報ブログ。技術情報以外にも独立のコツや哲学や精神論などちょっと変わった情報を配信しています。

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WEBディレクターを入れないと必ずポシャる理由


動的ページが30ページ以上入るWEBサイト構築はディレクターを入れないと高確率でポシャります。

 

優秀なWEBデザイナーさんから「1人で作った事あるわい!」とか「そんな訳ないやろ!」とか怒られそうですが、他で断れたとか、訳ありプロジェクトを依頼されることの多い僕は、実体験としてデザイナーだけで作るのは危険と考えてるのです。

 

それは具体的に言うとどういうことか。

店舗のホームページぐらいの規模ではWordpressのテーマ改修ぐらいなのでデザイナー1人で完納できます。

しかし予算がだいたい70万以上の案件、動的生成ページが30ページを超えてきたあたりから危なっかしい雰囲気が出てきます。

 

まず、この規模になるとデザイナーやプログラマーが2名でやったりしますので、ソースの行き来が発生します。

そうすると最新と思ってたけど1つ前のファイルを渡してしまい、それにプログラムを乗せてしまうとか、片方の進行状況によってもう1人がソース待ちになるとか、色々と問題が発生します。

 

そして行き着く先、それは「分配争いのドロドロ泥沼地獄」です。

初期で出した見積は、その2人の製作者同士のやりとりでの問題、例えば片方の人のせいでソース待ちとか、記述ミスによる工数増加とかは想定されてません。

しかしクライアントはその金額で完成するもんだと思って安心してますよね。

 

ここからもめ事が始まるのです。

 

何度この事態になってポシャったかわかりません。最悪、法廷で争う事態もたくさん見てきました。

じゃあこの争いごとを無くしてスムーズに事を運ぶにはどうすべきでしょうか?

 

それはWEBディレクターを入れれば良いのです。

 

WEBディレクターが入る事によるご利益

・トンマナが守られる
・スケジュールが無駄に伸びない
・コンセプトや執着視点がぶれず、公開後に結果が出やすい
・製作者のもめ事の仲裁に入ってくれるので大事にならない
・売り上げのUPのためのプラスアルファの提案がもらえる
・ソースの管理が見える化されるので、先祖返りが起きにくい

などなど良い事ばかりです。

 

大きなプロジェクトをお考えのクライアントの方、ちゃんとディレクターを入れてやりましょ。

結果、安上がりになったり、売り上げ上がるんですよ。

 

というお話でした。

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